井野川流域の古墳
井野川流域の古代遺跡は、川沿いに沿って上流から下流域かけて広く分布している。
年代的には弥生時代~古墳時代~奈良時代~平安時代頃まで発見されますが、縄文時代のものは箕郷町周辺を除くと比較的少ないようです。
古代人にとって井野川流域はとても生活に適した場所であったのに違いありません。
特に、目立って多いのは古墳です。井野川流域は土師式土器の出土と比例して古墳が多く、井野川上流の旧群馬町保渡田古墳群と下流の高崎市
綿貫町、綿貫古墳群と2つの大きな古墳群が存在しています。群馬県は、昭和10年の県下一斉の古墳分布調査によると8000基以上を数えた。
近年の古墳総合調査で県内では13500基とも言われ東日本最大の古墳大国です。
特に、高崎地域は2741基と県内で最多の数を記録しています。
以下 地図と写真で井野川流域の主な古墳(遺跡)を紹介します。地図は、カシミール3Dより引用
旧町村名での古墳番号は、上毛古墳綜覧記載の番号です。その他、高崎市史では名称不明の古墳は所在地の番地を付けて表記している。
以下、記載の古墳は、高崎市史、箕郷町史、上郊村史、1968年度群馬県遺跡台帳、1971年度群馬県遺跡台帳西毛編を参考に作成しています。
尚、当方は考古学は素人の為に古墳の詳細よりも位置関係を主に記載したが誤記入...等があるかも知れませんがご容赦下ださい。
当初は、これほど細かく調べるつもりは無かったのですが、高崎市史や遺跡台帳などを照合してみると記載漏れや
現状と異なる状況の場所が多々あり詳細に調べる事となった。
以下、文化財関連リンク
高崎市歴史民俗資料館へリンク 群馬県立歴史博物館へリンク
群馬県埋蔵文化財事業団へリンク
ここに記載した記事を参考にして行く場合、場所によっては状況変化により実際と異なっている場合があります。
特に、個人所有の敷地内に古墳が存在している場合もあり注意が必要です。
安全に行くために、各自で責任を持って事前に最新の調査を行い計画を立ててください。
井野川上流域から順次記載しています。各古墳名の上でクリックするとその古墳の紹介ページにリンクします。
5. 行力町榛名社304所在古墳 (高崎市行力町) |
6.保渡田古墳群・三ツ寺Ⅰ遺跡 (高崎市保渡田町) |
7.保渡田周辺の古墳 (高崎市保渡田町・箕郷町) |
8. 御庫山古墳・賢海坊古墳 (高崎市井出町) |
9.上小塙稲荷山古墳 ・上並榎稲荷山古墳 (高崎市上小塙町) |
10.中川地区の古墳 (高崎市大八木町・正観寺町) |
11.浜尻村東609所在古墳 (高崎市浜尻町) |
13.日高遺跡 (高崎市日高町) |
14.天王山古墳・その他周辺の古墳 (高崎市浜尻町) |
15.貝沢地区の古墳 (高崎市貝沢町) |
17.鈴ノ宮遺跡・薬師山古墳 (高崎市矢島町) |
18.将軍塚古墳・降天古墳 (高崎市元島名町) |
19.浅間山古墳・高崎情報団地遺跡・富士塚古墳 (高崎市中大類町) |
20.諏訪山古墳跡 ・進雄神社内の古墳・かぐら塚古墳 (高崎市柴崎町) |
21.柴崎町東部の古墳 (高崎市柴崎町) |
22.下滝古墳群(仮称) (高崎市上滝町・下滝町) |
23.綿貫町北部所在の古墳 (高崎市綿貫町) |
24.綿貫古墳群 (高崎市綿貫町) |
25. 綿貫町市ヶ原1117所在古墳・桃山古墳 (高崎市綿貫町) |
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